「学び合う学び」の大切な考え方とは何か 石井順治: 教育問題の解決方法を考える
石井順治氏の学び合いの要件が紹介されていました。
これは、ワールドカフェなどのホールシステムアプローチやエサレンのホリスティック教育と通じるものがあると感じます。
(5)「教え合い」ではなく「学び合い」にする
教える、教えられるという関係ができてしまうと、優越感と劣等感が生まれ、そのことにより、学びたいという気持ちが萎えてしまう可能性があります。
「学び合い」は「学ぶ」ことが軸になります。自らを開いて、周りの子からいろいろなことを受け取り、自らを豊かにしていく行為です。学びたいという欲求によって生まれる「学び合い」でなければならないのです。
それには、わからないで困っている子ども、仲間の考えと擦り合わせを望む子どもが自らはたらきかけようとする教室にしなければなりません。わからない子どもが「わからない」と言える教室にしなければなりません。
引用元: 「学び合う学び」の大切な考え方とは何か 石井順治: 教育問題の解決方法を考える.