しつこさと卓越への希求
久しぶりにTGS(Tama Graduate School)のホームページを見たら、紺野先生・野中先生による<知のリーダーシップ・ディシプリン>なるコースが企画されている
学外との交流もありそうなので、期待して申し込んだ
野中先生の話は組織学会で聞いたときには、ようわかりませんでしたが、こういう少人数で聞くと全然違っていました。本人曰く、脱線中心でしたが、新しいコンセプトを提示されました
フロシネス(賢慮)です
知識創造をになうリーダーの姿で、詳しくはイノベーションの作法を読みとわかりそうです
簡単にいってしまえば
「真善美」という絶対価値に「基準」をおいて卓越(excellence)を目指し
しつこく粘り続けることです
野中さんは、しつこさを繰り返していました
卓越に向けてのしつこさといえば、リッツカールトンのことを思い浮かべていました
人は善いことがしたい。その気持ちが自然と発露するような環境を整えることに全力をつくす
そうすれば、自然とお客様に感動を提供できる場になる
いろんな企業を見ていて、社員が卓越に向けて自分の持てる力のすべてを注ぎこめるような組織はまれだ。
組織は、本来、個人の強みを補うための手段であるはずなのに、却って個人を抑圧している
あと、2回そのことについて議論できる場ができた