本日第4回 反転授業オンライン勉強会

今日は実践者3名の方から動画のつくり方の話を伺います。

●名越幸生さん「一人でも明日からできる動画活用の教育実践」

●中村孝一さん「eboardの動画制作 ~年間10回再生される学習動画のつくり方~」

http://www.eboard.jp eboard動画総集編


●横川淳さん「予習動画の模索 ~授業とがっちりかみ合った家庭学習のために~」

 

●名越幸生さん「一人でも明日からできる動画活用の教育実践」

(プロフィール)

東北学院中学校・高等学校(私立・宮城県)教諭 18年目。 担当は高校物理と中学理科。 校務分掌は情報システム部、ディベート部顧問。 昨年から始まった『デジタル教材勉強会 in Sendai』のWeb担当として、Ustream配信を担う。その経験から「(配信なしで)動画を撮るだけなら全く難しいことはない」と気付き、昨年度は課外講習を、今年から(新カリキュラムになることもあって)授業を録画する取り組みを継続している。

(内容)

こうした発表の機会が与えられたことに感謝します。 私はまだ「反転授業」に取り組んでいません。 ですが最初から「反転授業」を始めようと考える前に、自らの体験上“意図的にハードルを下げた取り組み”から始めることをお勧めしたいという内容です。 また、こうした発表の機会があるだろうと想定して、実践の初期の頃から、動画で学んだ生徒たちにアンケートを実施しています。生徒たちの正直な感想が、皆さんのお役に立てば幸いです。 私の実践は“やろうと思えば誰もが真似られる”ところが最大の特徴です。“目新しさの無さ”が弱みであり、“普及しやすさ”が強みだと思っております。 よろしければ今回の勉強会を、共に学び合う機会としましょう!

●中村孝一さん「eboardの動画制作 ~年間10回再生される学習動画のつくり方~」

(プロフィール)

NPO法人 eboard代表。「学びをあきらめない」をミッションに、自ら1000本以上の動 画を制作し、無料学習サイトeboardを開発。教育格差の解消に向けて、奔走中です!

(内容)

・eboardの紹介

・eboardの動画の特徴と制作

・ユーザーからの反響  (・反転授業的取り組み(島根での取り組みや水野さんの学習塾の話))

・eboardが取り組む課題と活動へのご協力のお願い

※かっこは、時間があれば話す予定です。

●横川淳さん「予習動画の模索 ~授業とがっちりかみ合った家庭学習のために~」

(プロフィール)

(株)コムタスグループ コムタス進学セミナー 理科担当(特に高校生の物理・化学)

・著書 「気楽に物理」 ロケット、虹、電流など、身近に見られるいろいろな現象を、主に高校までに習う物理でやさしく解説した読み物です。

・webサイト  「カガクのじかん」 いわゆる「理科っぽい内容」をやさしい読み物にした感じのサイトです。

中国新聞社の「ちゅーピー子ども新聞」の「おもしろ理科」というコーナーをずっと担当させていただいています。その内容からの流用が「カガクのじかん」の半分ぐらいを占めています。残り半分はwebオリジナルです。

(内容)

タイトルは大仰ですが、実際に達成できたことはまだ「授業内から『書き写すだけになりがちな時間』を家庭学習に追い出す」という程度のことです。この小さな一歩が今後どのように「授業とかみ合った家庭学習」につながっていくのか、またそのためになぜ今のスタイルの予習動画にしてみたのか、ということをお話しできればと思います。