相手の立場に立って、状況を理解する
- 犯人探しのために、原因を決めつけ、対策を考えることは、結局、他人事として批判していることになりかねない
→困った奴ら、あいつら、邪魔者
- 自分と同じようにきちんと尊重されるべきニーズや希望、心配事を持った一人の人間としてみられるようになることが転機になる
- 他人事になっているところから自分たちだけで抜け出ることは難しい。一方で、自分事の人間関係が一つでもあれば、被害者意識になっている時間を減らしたり、批判しあう関係を修正したりするきっかけができる。
ロールプレイング
- 状況を再現して、何が起きているかを理解する
率直なフィードバック
- 感じたことを率直に言える
- 解釈しない、批判しない、決めつけない
相手の立場に立つトレーニング
- プロジェクトの成功の最大の要因はハブ(育成リーダー)が「相手の立場に立つ」ことです
- 相手の立場に立つ感覚をトレーニングする機会が「相手のニーズの仮説」を立てることです
- 例えば、相手が失敗した場面を再現(ロールプレイング)して、そこで起きていること、メンバーの心理から課題を抽出します
犯人探しではない
- 原因探し、対策立案の前に状況を理解します
- その状況の中に、失敗を誘発する誘因が隠されている可能性があります
- 多くの場合、思い込みや先入観、自己正当化によって、状況を表面的に見て、原因を決めつけ(特に、個人の資質のせいにする。不注意、責任感不足、やる気がない)その場しのぎの対策を立ててしまいがちです
- 真のニーズを発見するためには、相手の立場に立って、状況を使いすることが必要不可欠なのです