ありえる楽考 Vol.1

自分商品企画・サービス開発

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*【vol.01】
 
志ある人であるために
 自分独自の商品企画・サービス開発を通じて、
 
無我夢中になれる環境としての人才輩出集団をつくる

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*週刊発行

ありえない を ありえる に 
悲怒嫌(ひどい) を 喜楽利(きらり)に

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まだ、100名もいない初期の段階から参加いただいている皆様の
期待を上まわられるよう精進してゆきます。皆様からのご意見、質
問、ご要望などいただけましたら幸いです。より、お役に立てる内
容にできると思います。

さて
このメルマガが目指しているのは。

志ある人であるために
自分独自の商品企画・サービス開発を通じて
無我夢中になれる環境としての人才輩出集団をつくること。

このメルマガのタイトルである「ありえる楽考」はプロジェクト活
動で使うツールの名前なのです。詳細はおいおいお伝えしてゆきま
すが、まずは目的、動機から始めます。

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◇情報発信を通じて仲間と出会いたい
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私がこのメルマガを書こうと思った動機は、「私にとっての人才輩
出集団をつくりたい」「情報発信を通じて仲間と出会いたい」とい
うところにあります。

私の問題意識は教育にあります。どんな教育かというと人間になる
教育です。なんじゃそりゃという感じかもしれませんか、こう考え
ています。

現在の「いじめ」や「格差社会」「ライブドア・村上事件」「知事
の不祥事」「環境問題」「南北問題」・・・それらは、みな、同じ
原因から始まっている。それは、動物的本能優位の状態です。

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動物的本能が優位な状態
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つまり、それらは生存競争、どちらが上か下かという動物的本能が
優位な状態になっているせいではないか。強いものが弱いものを支
配するという発想です。

力が強いものがエサをより多く獲得し、子孫を残す。勝つか負ける
か、負けは死を意味する。力による階層によって群をつくる。これ
は動物社会の原理です。死への恐怖が原動力になり、食と生殖をめ
ぐって競争がくり広げられ、競争の結果によって支配と服従の秩序
が形成されます。

ナチスのホロコースト日本の大東亜共栄圏も優秀な民族が劣等な民
族を支配することで幸福な世の中が実現できると考えた結果です。
「いじめ」や「格差社会」も似たような発想だと思いませんか。

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人間的理性が優位な状態
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それに対して、弱い人がいたら支援し、良いところを引き出す。
人間は言葉を使うことにより、他者と協力し合うことで、一人では
とうてい成し遂げることができないことを実現することができます。
死への恐怖だけではなく、生への希望、可能性への挑戦もありうる
のが人間です。そういう人間的理性が優位な状態にしたい。

騎士道や武士道は、能力あるもの権力を持つ者が果たすべき責任を
示し、自らに厳しい規律を課していました。弱い人を助け、間違っ
たことを質す勇気を示すことは命より大切なことだと教えられてき
ました。

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自己中心から他者との一体感へ
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つまり、教育とは動物的本能と人間的理性の間でバランスの取り
方を学ぶことだと考えています。
能力や権力を人々を支援することに使い、社会全体を豊かにする。
選民意識を持ち、他者を支配することに力を使うような人にはなら
ないよう自己を律することを学ぶことが教育ではないでしょうか。

教育といっても、何も机に座って勉強をすることではありません。
困っている人を支援する商品やサービスを企画し、開発するプロジェ
クト、つまり、傍を楽にする(はたらく)ことを通じてです

随分とながくなりました。今回はこんなところで、次回は、なぜ、
集団なのかというところについてお伝えしたいと思います
今後ともよろしくお願い申し上げます。