TTPSのグランプリをやりたい

サロスタを読んで一番共感したのは、エスグラが主体性を発揮するきかけになったというところ。
人が創造性を存分に発揮するためには、危機感や脅迫からではなく、内発的動機である必要があります。
他者が介入することで、行為を強制することはできても、創造は精神で先行してなされるわけなので、強制することができません。
天才が次々と生まれてくる場には、甲子園やワールドカップ、舞台など目指す頂点があります。
『サロスタ』を読んで.002

 

事例共有でも、同じように「そんなにスゴイ創造的な組織ができたのか・・・」という『協力と競争による共創』を起こしたい。

今回の偽装問題のようなことが起きると規制が行われます。そうするとそれを執行するための官僚機構が必要になります。そのためのコストを負担するために、税負担が増えます。

現状でも

所得税1000万円だと33%、500万円だと20%。社会保険料は一律で16%

10,000,000×33%-1,536,000(控除額)=1,76万4,000円 10,000,000×16%(半分は企業が負担する)160万円

支出には消費税がかかりますので、20%を貯金するとしたら、

1000万円−(176万4000円+80万円)−200万円(貯金)の5%は38万円でざっと300万円くらい負担しています。

消費税が10%になれば、さらに38万円増えますね。頑張っても、結構負担が大きいとしたら、そこそこで良いやと思ってしまいます。できるだけ、自治で進めて、官僚機構を必要としない運営をするためには、構成員一人ひとりの規律や創意工夫が欠かせません。

こんな理屈を言っても、ほとんどの人は関心をもちませんから、単純にその方が愉しい、オモシロイという状況をつくる必要があります。それをするのが、この甲子園システムだと思うのです。

 

日々の仮説の積み重ねとTTPS