人間力ーそこにどう火をつけるか http://bit.ly/ningenryoku

人間力―そこにどう火を点けるかの整理をしました。

この本の『横から目線の組織化』が、反転教育そのものだなと感じています。

この本は、『人間力』の再生をテーマに、今日の組織は人の『道具力』だけをロボットのように利用していると見ています。
親・教師・上司が自己満足、自己保身のために無用の口出しをして、人をダメにしている。

人間力を再生するために、管理でも放任でもない、『リード』という方法論を提唱しています。
どんな人の中にも熱く燃えて生きてゆきたいという人間力があると信じて

メンバーが
自ら発見し、やり切らせることを『強制』します。

人間の精神は困難を糧に成長する。
しかし、困ること、悩むこと、苦しむことから遠ざけ、楽を与え続けられることで成長の機会が奪われている。

差し迫った『状況』に向きあうことで、人間力が引き出されてくる。そのことに共感します。

上に立つ立場の人は、
自己満足・自己保身のために、人を支配し、操作してしまっていることに気づくところから、

メンバーの立場の人は
嫌だけれども楽だから従っているという状況を拒否して、
不安だけれども、苦労をするだろうけれども、狭き門に踏み込む

その一歩を踏み出してゆく気にさせてくれます。
人間力−そこにどう火をつけるか