協力と競争による共創

私の組織づくりの原点はボート部にあります。

それは、意図せざる偶然がもたらしてくれました。

10月〜2日の陸トレ期間を3〜5名の小チームに分かれて、それぞれ自分たちのやりやすい時間に練習するということをしました。たまたま、プロテインのモニターになったことで、毎日の練習と食事の記録をつけていました。

月に1度、保健体育センターで検査があります。

KPIの最大酸素摂取量(VO2Max)、ATレベル(無酸素運動になる限界値)加速度(筋肉が出せる力)を測定してくれます。

チームによって、やっていることが違っているので、結果に差が出ます。より良い結果を出しているチームのやり方を他のチームは真似するわけです。真似される側は、さらに伸ばすために、調べ始めます。運動生理学や食事法、全日本チームの練習法や世界チャンピオンの練習法などまで。言われてやっていたら、ここまでやらないのではないでしょうか?

協力と競争による共創図

 

私は、少チームに分けて、記録をつけさせ、月に1度測定し、結果の報告をさせるということが主体的で創造的な仕組みがつくれると知っていたわけではありません。

そもそもの動機は、冬の間、自由になりたかっただけでした。

これは、スゴイことです。リーダーは聖人君子である必要はないのです。