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>ジョブズ、アインシュタイン、オバマ大統領、ザッカーバーグが実践する、重要な決断のために、些細な決断を減らす

という投稿が思いの外注目をいただきました。

人の情報処理能力には限界があります。(1秒間に120bitと言われています)
さらには、意思の力にも容量があって、しかも、それは少なくて、やめようと我慢したり、やろうと頑張ると激しく消耗してしまうといわれています。

TTPSゲームでもかなり意識しています。

3.常識習慣を刷新する

その制約の中で、何かを成し遂げるために、常識や習慣を発達させてきました。
そのおかげで、いろいろなことを自動的にできるようになっています。

ところが、立場や状況が変わることで、今までの慣れ親しんだやり方を変えなければいけなくなります。

ゲームはやり方がわからない状況を意図的につくっているわけです。

ゲームでうまくいかない人は、うまくやろうとして、すべてのことを気にかけます。そして疲れ果ててしまいます。うまくいく人は、まず、パターンを発見しようとします。その結果、精神エネルギーの消耗をおさえることができるわけです。

 

多くの人が、慣れ親しんだやり方を変えられずに失敗してしまいます。それを性格だからとあきらめたりします。

しかし、才能というのは、時間と心理的エネルギーを注いできた結果にすぎないと考えられるようになっています。
時間と心理的エネルギーを注ぐことで開発可能なのです。

その時間配分を変えるためには、古いやり方への心理的ハードルを高め、新しいやり方への心理的ハードルを下げるということをいろいろな心理学者が研究しています。

9.記録をつけ、収支をあわせる

幸福優位7つの法則
法則6 二〇秒ルール――着手に20秒以上かかると実施される確率が著しく下がる

この法則を利用して、やめたい習慣へのハードルを増やし、定着させたい習慣へのハードルを減らす。たとえば、疲れて帰ってきた際に、つい、テレビに電源を入れて、ギターの練習をしていない状況を変えたい・・・
悪い習慣:この本の中では、疲れて帰ってきてつけたテレビを見続けたり、ゲームをしたりしてしまう をやめるためにリモコンを隠し
その代わりギターを練習する時間にするために、ギターを目につく場所におく。