2006年12月アーカイブ
2007年をどんな年にしたいか考えています
2006年を振り返ってみると、結局準備期間に
なってしまった気がします。自分の志を言語
化する1年でした。
リクルートを退職する前に、自分なりには考
えていたつもりでしたが不十分でした。ある
いは、考え続け、変わり続けるものなのかも
しれません。
そうだとしたら、仕組みをつくりきれなかっ
たと言うのが正しいかもしれません。2007年
は人才輩出集団づくりに邁進します。
日本という国は、良い国ではありますが、偉
大な国ではありません。その鍵を握るのは、
持っている力をどのように使うかです。人間
は、その人を尊敬するかどうかを、その人が
他者をどのように遇する人かで測っています。
才能を現実社会をより良いものにすることに
使うか、私利私欲のために使うか。
私利私欲のために、他の人を支配抑圧し、差
別、搾取する対象と考えるか、他者を支援す
ることを通じて、自己の人間的成長の機会と
考えるか
他者を支配抑圧するために、互いに争わせる
か、お互いが支援し合うために、厳しいが温
かいフィードバックをしあうか・・・
日本はすでに良い国です。良い国を偉大な国
に飛躍させる志ある人を輩出する必要があり
ます。ただ、力を持つことを目指すのではな
く、その力をどのように使うかの志を育む場
をつくることが必要です
2007年は、自分自身と向き合い、他者と厳し
くも温かく支え合いながら、現実社会をより
良いものにしていく人才輩出集団をつくるた
めの情報発信と相互研鑽と商品・サービスの
開発を目指します
コーチングをしている時、ふとひらめきました。
目的は創造性を呼び醒ますのではないか?と
目的と手段を取り違える(あるいは、手段の目的化)ということばを失敗の原因として耳にすることがある。私たちは手段には目が向くが、目的のことは忘れがちだ。
目的が創造性を呼び醒ます理由を3つあげてみた
まず1つめは、目的はいくつかの活動に一貫性をもたらす。たとえば、やらなければならないことが多すぎて、創造的なことなどできないというのはよくあることですよね。目的を考えないとそれぞれの活動が競合してしまいます。あれもこれもという感じです。
ボート部時代の体験ですが、勉強と練習とアルバイトの両立に悩みました。しかし、よく考えてみれば、これらは、将来のために、やり遂げたという自信をつけたいがためにやっていることでした。やり遂げて自信をつけるためにはと考えると方法のアイディアはいくつも出てきました。どちらかと考えたら創造性を発揮することはなかったでしょう。
2つめは、目的は日常の現象のから意味を見いだす焦点になります。たとえば、ダイエットが気になっている時には、ダイエットの広告ばかりが目に入ってくるようになるということです。実は、私たちの身の回りには、大量の情報があふれかえっていて、フィルターをかけてその中からごく一部だけを取り入れています。目的を持つことで、このフィルターを通過するようになります。
「ありえる」もどうして、仕事に充実感を感じられないのだろうか?という問題意識から顧客を観察するところから生れました。目的を持って、ありのままの事実を見られるようになって、顧客の役に立つアイディアを出せるようになるのではないでしょうか。
3つめは、目的があるから、失敗をしても試行錯誤を続けられる。なかなかうまくいかない時、仕事を投げ出すことで一時的に楽になることができたとしても、人生を投げ出すことはできない。
営業時代、顧客に出す企画がどうしてもまとまらず、夜中の3時をすぎてあきらめかかった時、でも、何とかしたいと手を動かし続けているうちに、ふとアイディアが明け方に浮かぶということが何度もありました。具体的な目的意識がなければ、手を動かし続けることはできなかったなと思います。
結論として、目的が創造性を引き出すのだと思います。それを検証するために、500社の経営理念を集めてみることにしました。
それは、企業が人間からなっているから。人間は人生の意味を求めている。ある人は言う、それは難しい、そんなものなくても生きてゆける。それには、私は2つの理由で反論する
1つめは、もし、目的がなかったら、私たちは動物になってしまうから。人間の第一の目的、つまり、本能は、食べること。食べる以上のことを考えなくて、人間といえるのかということです
2つめは、人間の人生における問いは「なぜ生きるのか」「何のためなら死ねるのか」「何のために苦しい思いをするのか」です。それは、私たちが人生に意味を求めている証です。私たちは意味を求めずにはいられないのです
結論として、人間は人生の目的を明確にすることを求めている。同様に人間の集まりである企業においても、「存続するために収益を上げる」以上の目的、つまり、理念が必要だということです。
