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3月26日 反転授業の研究
第7回 反転授業オンライン勉強会のプレゼンテーターをさせていただくことになりました。
テーマ「対話と集合知、学習する組織」
3月26日(水)22:00-23:30
こちらでは、クラスで使う事前情報をお知らせいたします。
◇内容
プレ
事例を参考にしながら、
所属している対象の場が創造的になるような<学習チーム>をつくる環境デザイン、役割(ロール)・ツール・ルールの「仮説」を考える。
オン
事前にいただいた「仮説」にコメントをさせていただく形で進めます。
アフター
実際に組織で実践しようという方でfacebookグループをつくって、実践報告をしあい学び合いながら進めてゆきましょう。
プレの環境デザイン、役割(ロール)・ツール・ルールの「仮説」を考える。についての説明
この環境のデザインというのは、ある種のゲームバランスのようなものです。
人の幸福感は、人間の基本的な欲求である「関係性」「有能感」「自律性」の充足度と相関が高いと言われています。ロール・ツール・ルールを工夫して、「関係性」「有能感」「自律性」が充足されれば、金銭的報酬などの外発的な動機づけをしなくても、自律自転するようになります。
国の政策や企業の制度設計など、変数が増えて複雑にはなりますが、基本的には似たようなものだと思います。
事例ボート部
私のボート部での体験にはこのような変数がありました。
共通の目的・価値観、目標がある。
外部に競争相手がいる。
参加者が自らの意志で参加している。
※小チームに分かれる。
※チームはどのように取り組むのかは自分たちで決められる。
うまくいっていることをフィードバックする数値がある。
※記録をつける。
※定期的に数値の測定がされる。
※月に一度は事例にまとめて共有する。
ロール
※チームメンバー
保健体育センター(測定者)
製薬会社(プロテインの実験者)
ツール
プロテイン、記録ノート
ルール
※小チームに分かれる。
※チームはどのように取り組むのかは自分たちで決められる。
※記録をつける。
※定期的に数値の測定がされる。
※月に一度は事例にまとめて共有する。
「関係性」「有能感」「自律性」で整理してみると
「自律性」チームはどのように取り組むのかは自分たちで決められる。
「有能感」自分たちの仮説があたって、数値があがってゆくこと
「関係性」小チーム内での密な人間関係、自分の貢献が見えやすい
ということが言えるのではないかと思います。
このボート部の体験から、参加型の組織づくりに取り組んで来ています。
参加型で取り組みたいといっても、多くの人がこのような場面に直面すると思います。
今の組織では到底参加型は無理ではないかと思ってしまいます。
その状況を変えるために、目的を共有しつつ、先の目標に向かって、地道な仮説検証を積み重ねてゆく、組織づくりのお手伝いをしています。
結果をして語らしめる形式で、この3つが相互に補完しあい、高めあってゆきます。