私にとってのお客様

才能を持ちながら、


思い込みに囚われて、


自分の価値が見えなくなっている人
そういう人が私の貢献したいお客様です。
自分が決めたことをやり抜くことができず、
自分の弱さを嘆いて何かに逃げ込む
そのなかでもやっかいなのは、逃げ込む手段
として、他者を支配しようとしたり、過度な
攻撃性を発揮して他の人を傷つけ孤立してし
まう人(経営者に少なくない)です
私はどうしようもなくそういう人に惹きつけ
られてしまいます。私が無我夢中になって向
き合えたのはそういう人たちでした。
その人たちが孤独に苦しむ姿は自分と同じで
す。

私も支配したり、攻撃したいという衝動
をなかなか抑えられません。
だからこそ、そういう人を見るとこのままで
は終わらせない!という強い感情が自分の中
に沸き上がってきます
過去の記憶や未来の期待に自分を見失うな。
今を生きるんだと
神田さんは「成功者の告白」の中で物語につ
いて触れています。物語には、共通点があり
ます。この共通点にユングが気づき、ジョゼ
フキャンベルが発展させました
ジョージルーカスが南カルフォルニア大学で
キャンベルから学んだことをもとにスターウ
ォーズを大ヒットさせたことでご存じの方も
いらっしゃるでしょう
要約してしまうと「分離と統合」です。世界
中で、繰り返し語られ、教訓としようとして
も、それでも、陥ってしまう難しい課題です
スターウォーズでは、幼くして母親と別離を
したアナキンは、母親を救えなかったことが
挫折の記憶として残ります
この挫折を自分の力が足りなかったせいだと
考え、力を求めるあまり、師匠や仲間のアド
バイスが聞けずに、妻を守ろうとして影に飲
み込まれ、全てを失ってしまいます
これがいわゆる分離の失敗です。分離の不安
が残ってしまい自立できずに、力に執着し皇
帝に依存して、支配されてしまいます。
ベーダーは息子ルークとの絆から自分を取
り戻し、最後はアナキンとして死ぬ
力への執着を手放し、皇帝への依存を手放し、
自己と統合をはかるわけです

この分離の失敗、執着が紛争や専制的支配の
原因になっています
自分らしく生き、紛争や支配をなくすために
は、力を持つ者が執着や依存に気づき、手放
す必要があります
お金や権力は、あくまで道具であって、自分
自身ではありません。

しかし、不安や恐怖が
お金や権力への執着を生みます。
私は、この執着を手放し、自分自身にもどる
お手伝いがしたいのです
癒しとは統合の別側面です。自分が何とかし
たいと思う相手に無我夢中で献身する時、不
安や執着を忘れ、気づけば自己と統合し、他
者と一体感を持ち、自然の一部に還るのです。

神話のパターンは、チームのメンバーと一緒に旅にでて、宝を持ち帰ります。その宝とは、自分自身の内面の強さであり、そして、仲間との絆であるというオチです。
主題から、逸れた感じもしますので再確認す
ると「才能を持ちながら、思い込みに囚わ
れて、自分の価値を見失っている」人が周囲
にいたらぜひご紹介くださいということです
本人は、自分がその渦中にいるということが
わからないので、なかなか自分から助けを求
めることはできないと思うからです
周囲にいる人の方がよく見えるのです。
そういう方に貢献することが私は得意だし、
そうすることによって私も癒されるのです